12月に入ってからのセッションは
何かに覚醒したかのようにお客様の体からの声が聞こえてきます。
今日は、もう数年毎月必ず通ってくださっている50代の女性のお客様。
いつもいろんなお話をさせていただいてますが、
今日ほどお客様の内面の深い部分に触れるセッションはこれまでなかったと思います。
記憶が新しいうちに記録として残します。
よもぎ蒸しでしっかりと温まってスッキリされたところでの美骨格すいな整体の施術はいつも通りに始まりました。
違ったのは、まだ序盤の足に差し掛かったところで、メッセージは降りてきました。
「色んなことをできないと思ったり諦めたりすることを
体のせいとか、年齢を理由にしているけど、そうじゃない。
あなたの意識の問題です。」
いきなり来たメッセージに私自身が驚きながらも、
もう少し細かく聞いてみると、この方の身体が言うには、
体が痛いからとか重いからが理由でできないのではなく、
意識の方で先に諦めているから、体が痛くなったり重くなったりして出来なくなるんです、逆ですよ。
私たち(身体)のせいではないですからね、そうしてるのはあなたの意識ですよと、という事らしいのです。
こんなことを唐突にお伝えできないので、
念の為、体からメッセージがあってお伝えしてもいいですか、聞きたいですか?と、
お客様に確認したところ、
聞いてみたい、と仰ったのでお伝えすると、
その言葉をゆっくりと受け止めながら思い当たる節があるという返答。
どこか出かける時に、外出先で体調が悪くなったらと、最悪な事態を想定して、
何が起きても大丈夫なようにと準備をするうちに、
あれもこれもと考えを巡らせることに疲れ、
いつしかあまり出歩かなくなったり。
そんな事があると伝えてくれました。
そして話は、お客様の記憶に残っている数年前に受けたという嫌な体験に。
その出来事に対して、彼女はもう諦めていたのですが、
その時に確かにあったはずの彼女の感情は置いてきぼりにされて、当の本人からも見てもらえずにそのまま残っていました。
きちんとした対応をしてくれなかったという怒り、
自分に非はないのに受け入れなければならなかった納得できなかった思い、
尊敬されてしかるべき人の、尊敬できない態度への不信感、
調子のいい周囲の人たちへの不信感、
そう入ったこと全部を飲み込んで、しょうがなかったことにして、諦めて、過去の事としていたはずだったのに、
しっかりと身体に取り残されていました。
その時の感情はちゃんと向き合って欲しかったようです。
そして、今からでも遅くはなく
いや今だからこそ、あの時の自分が感じたことをしっかりと感じてあげてほしい、というのです。
そして、その時の自分に、もし言ってあげたい事があれば声をかけてあげてください。
何もなければただその感情に寄り添ってそばにいるだけでもいい。
無視しないで、
なかったことにしないで、
私(感情)をみて。
そんな風に感情が言っているようでした。
長くなってしまったので、続きは次回に。
※このセッションは、現在メニューとして提供しているものではありません。
既存のお客様で継続的にKisuiの施術を受けてくれているお客様に起こったこととして記録しています。
メニューとしての準備が整いましたら、ご案内させていただきます。
気になる方はお問い合わせください。
ヒーリング&リラクゼーションKisui